「下はサニタリーショーツ履けば誤魔化せるし、ブラどうしようか」
「付けた方がいい。あたしのクラスもうみんな付けてるから。あとナプキン」
「え?ナプキン…?」
「あれ無いと確かに気持ち悪いと思う」
そう言って姉は新品の自分のピンクのサニタリーショーツにナプキン付けて僕に履かせる。何この又のごわごわ感。
「だめだよ、こんなの着けて動けない。擦れてひりひりする」
そう言うと、母親はナプキンを外して再度それを僕に履かせた。
「ブラ、じゃこれ…」
やはり自分の新品の真っ白のブラを引き出しから取り出し、僕の腕に肩紐通す姉貴。
「あーだめだ、サイズ大きい」
「えー、じゃ前着けてたのあったでしょ?」
「うん、あるけどー」
そう言って姉貴は自分のファーストブラだっていう真っ白なブラを引き出しから取り出して、僕に当てる。