「ねえ、こうやってみて。違う、そうそう。可愛いじゃん!」
「だめだよマジで僕なんて言っちゃ!」
僕に女の子の可愛いポーズさせたり、女言葉喋らせたり。姉貴も混じってもうすっかり玩具にされたけ
ど、なんだか不思議。たちまちみんなのお喋りとか仕草が僕に移って、時々だけど女言葉が出たり、手を胸
元で組んだり、体揺らして笑ったり。
そうこうしているうちに車はMACに到着。ママグループと女の子グループに分かれ、僕達のグループは
朝マック食べながらお話の続き。もうすっかり打ち解けちゃった僕。しかも…。
「あのねー、姉貴がさー、遊戯王なんてやめなって言うのよー。でもさー、自分もこっそり買ってるしー。
それでさー、レア出たら売り飛ばすなんて言ってんのよ。そんなの簡単に出ないのにさー。ねえー姉貴」
女の子に混じってもう女言葉連発する僕。
横の席では他の子のママと僕のお母さんとで大人のお話中。