サロンラビリンスの独自性を守りながら、提携プロジェクトを成功させるために、涼たちは相手企業との直接交渉を行うことにした。
「私たちが大切にしているのは、ただの商業的な成功だけじゃないんです。」涼は真剣な目で相手の担当者に話した。「女装を通じて自分を見つける喜びを、多くの人に届けたい。そのために、私たちの信念を理解していただきたいんです。」
提携先の担当者も、涼たちの熱意に心を動かされたようだった。「確かに、あなたたちのサロンが特別な理由がわかった気がします。このプロジェクトが単なるビジネスではなく、文化の一部として成り立つように、一緒に工夫していきましょう。」