僕にとって女装サロンラビリンスは、ただの「趣味」を超えて、自己発見の場所となっていた。最初は、単なる好奇心から女装を始めたけれど、今ではその過程で自分をより深く理解し、受け入れられるようになっていた。

舞さんが、サロン内で新しいメイクを施してくれたとき、彼女が言った。

「女装サロンラビリンスで過ごす時間が、私たちを変えていくんだと思う。ここでは、ただ外見を変えるのではなく、心も変わるんだよ。」

舞さんの言葉に、僕は強くうなずいた。女装サロンラビリンスでは、外見の変化だけでなく、内面も変わることができる。僕は、ここで自分の感情や思いを素直に表現できるようになったし、周りの人々もそうだった。

リナさんが言うように、女装サロンラビリンスでは、どんな自分でも受け入れられるという安心感があった。サロン内で過ごす時間は、僕にとって心を解放する瞬間となり、それが自信となって表れるようになった。