「俺の趣味・女装サロンへ遊びに行くこと ~第13話~」

結局今日は俺とカズちゃんは帰社しなかった。また居酒屋で飲んで酔っぱらってカズちゃんと一緒のベッドで寝た

「たくちゃん、おはよう。また寝顔がかわいくてキスをしちゃったー!強制執行~♪」

「どうでもいいよ。ところでさ、女装好きの人とSNSで知り合ったんだけど、カズちゃんみたいにオネエ言葉じゃなかったぜ」

「そりゃそうよ。女装好きの男性だって色々なのよ。男が好きな人もいれば、女が好きな人もいる。
女装イコール変態とか男好きとかオネエとか世間の偏見にすぎないの。だからこそ、興味のない人に女装を楽しんでもらいたいのよ」

「うん。そこまで言われると俺も何も言えない。偏見を持っていたのも事実だ・・・。ところで今日は13時からなんだけど、会社休んで大丈夫なのか?

「ダメよ、ダメダメ!朝だけはしっかり働いてもらわないと!たくちゃんは大事な戦力なんだから!」