最終審査の結果、僕は天空座の新人枠に選ばれることができた。一緒に受かった千夏と抱き合い、喜びを分かち合った。

「これからが本当の勝負ね、優花。」

千夏の言葉に、僕は大きく頷いた。プロとして認められた喜びと同時に、新たな責任感が胸に押し寄せてきた。