「俺の趣味・女装サロンへ遊びに行くこと ~第36話~」
「別に隠すことじゃないからしっかり答えるわね。
じゃあ何で別居してるんだ?と言いたくなったが、言えなかった。
カズちゃんに気を遣うつもりもないけれど、
カズちゃんの事を知りすぎて、
「分かった分かった。もうこれ以上は言わなくていいから」
「いや、しっかり聞いて。
俺は固まった。まるで金縛りにあったかのように。
「冗談は顔だけにしろよ」
1分くらい経過して、ようやくこれだけしゃべれた。
カズちゃんってちょいちょい誰も楽しめない嘘をついて一人でにや