『俺と姉ちゃんは美人姉妹?!』~第6話「とうとう女装サロンのラビリンスに到着」~
「お、おい!姉ちゃん!そろそろ時間だよ!」
「あ!本当だ!おばさん、家も近いみたいですしまたどこかでお会いしましょう」
コーヒー屋を出て、コール田無という場所へ。ここで電話をして、スタッフの人の案内にしたがって女装サロンへと向かった。女装サロンの名前はラビリンスというらしい。
自分がメイクをしてもらうかのようにワクワクしてる姉ちゃんと、緊張が強くなってしまった俺。
「あ、この建物の中みたいだよ!」
俺と姉ちゃんはその建物に入った。
そして、案内された部屋へと向かった。
「スタッフのいづみです。お電話いただいたお姉さんと弟さんですね」
スタッフのいづみさんに笑顔で出迎えてもらって少しだけ緊張がほぐれた。
「じゃあまずお洋服を選びましょうか。翔太さんはどんなお洋服が好きですか?」
「ねえ、翔太。洋服選ぶ前に女装の時の名前を決めない?その方が女性目線で洋服を選べるんじゃない?」
「あ、そうですね。お姉さんの言う通り。翔太さん、まずはお名前から決めましょうか?」