翌朝も早くから何か騒がしい。眠い目をこすりながら僕が姉貴の部屋で目覚まして、姉貴に早々ブラとパンツを着せられていた時、またしても母親が部屋に飛び込んで来た。
「真美!今日体育館にユニフォーム着て来るの禁止だって!」
「えー!なんで?」
「レジメに書いてあったの。泉ママからさっき気づいたって電話有ってさ!」
「聞いてねー!そんなの!じゃあ体育館の更衣室で?」
「そうなるよね」
母親と姉貴で不安そうに向き合ってた後、揃って僕の方を見る二人。
「じゃあ今日は棄権だよね」
姉のブラとショーツを付けた自分の姿をじろじろ見られるのが恥ずかしくて、僕は早々と脱ぎにかかる。
遊戯王のカードは残念だけど。
「仕方ないよね」
「やるか」
「え?何を?」
母親と姉貴の言葉にブラを外そうと手をかけた僕に二人が襲い掛かる。