再び女装サロンラビリンスの扉を叩くと、あの独特な香りと雰囲気が私を迎えてくれた。今回は前回と異なり、どこか落ち着いた気持ちで迷宮の中に足を踏み入れた。

「お帰りなさいませ、涼さん。」

案内役のスタッフが柔らかな笑みを浮かべ、私を迎えてくれた。彼の案内で、私は再び女装サロンラビリンスの中心部へと向かうことになった。

「今回の旅では、あなた自身が女装サロンを形作る一員となっていただきます。」

「私が、女装サロンを形作る…?」

その言葉に戸惑いながらも、私は興味をそそられた。