ある日、女装サロンラビリンスの奥にある小さな部屋を見つけた。そこは、普段はあまり使用されていないスペースで、僕は興味本位でその部屋を覗いてみた。中には、たくさんの衣装やアクセサリー、そして見たことのないメイク道具が並べられていた。

「ここは、サロンのスタッフが使う特別な部屋なんだ。」舞さんが、後ろから声をかけてきた。「この部屋には、まだ外に出していない新しい衣装や、メイクの試作などが保管されているの。」

その部屋には、女装サロンラビリンスの理念をさらに発展させるためのアイデアが詰まっているようだった。舞さんがさらに説明した。「私たちは常に、新しい表現方法を探している。この部屋にあるものは、次に開催するイベントやキャンペーンのために使われる予定よ。」

女装サロンラビリンスは、常に新しい挑戦を求めて進化し続けていた。その努力と情熱が、サロンをただの「女装の場所」から、自己表現を促進する場としての地位を確立させていた。