迷宮を出た俺は、以前の自分とはまるで違う感覚を持っていた。義理の姉、美咲が迎えてくれたとき、その表情は満足げだった。

「どうだった、翔太?女装サロンラビリンスの迷宮は。」

「うん…本当にすごかったよ。自分がここまで変われるなんて思ってなかった。」

「それでいいのよ。これからも女装サロンラビリンスで学んだことを活かして、新しい人生を歩みなさい。」

女装サロンラビリンスでの経験は、俺の人生を大きく変えた。それは単なる女装の技術ではなく、自己表現の大切さを教えてくれるものだった。