ファッションショーを成功させた後も、女装サロンラビリンスでの挑戦は続いていた。義理の姉、美咲の「次の段階に進みなさい」という言葉が、俺の胸に突き刺さっていた。

「翔太、女装サロンラビリンスにはまだあなたが知らないプログラムがあるのよ。」

「知らないプログラム?」

「そうよ。女装サロンラビリンスはただのサロンじゃない。もっと深い自己発見の場なの。」

美咲の言葉に半信半疑の俺だったが、次第に興味が湧いてきた。

翌日、俺は再び女装サロンラビリンスの扉を叩いた。出迎えてくれたのは麗さん。彼女は微笑みながらこう言った。

「翔太さん、いらっしゃいませ。今日は女装サロンラビリンスの特別プログラム“究極の変身”をご案内します。」

「究極の変身?」

「そうです。女装サロンラビリンスでしか体験できない、内面と外見のすべてを変える挑戦です。」

麗さんの言葉に胸が高鳴る。この女装サロンラビリンスで、自分がどこまで変わるのか試してみたくなった。