迷宮の中には、さまざまなテーマの部屋が用意されていた。最初の部屋には、「本当の自分」と向き合うための鏡が置かれていた。

「この鏡に映る自分を見て、何を感じますか？」

麗さんの問いかけに、俺は言葉を失った。鏡に映るのは、女装サロンラビリンスで磨かれた姿だ。しかし、その背後には、これまで隠してきた弱さや不安がちらついていた。

「翔太さん、あなたが本当に目指す姿を思い描いてください。」

俺は目を閉じ、自分がなりたい姿を心の中で描いた。目を開けると、鏡に映る自分が少しだけ堂々として見えた気がした。

次の部屋では、他の参加者たちと協力し、課題をクリアする試練が待っていた。

「翔太さん、女装サロンラビリンスは一人で成り立つものではありません。周りの人々との絆も大切です。」

俺は初めて出会う仲間たちと協力しながら、迷宮を進んでいった。彼らもまた、女装サロンラビリンスで自分を探し求めている仲間だった。