その後、三人はさらなる挑戦を決意する。それは、サロンラビリンスが大手企業と提携し、新しい形態のサービスを展開することだった。それにより、サロンの規模拡大と同時に、女装文化をもっと広めるためのプロジェクトが動き出した。

「これで本格的に大きな一歩を踏み出せる。」奏は、新たな提携話を前にして胸が高鳴っていた。

葵もそれに続くように言った。「最初は不安だったけど、みんなで頑張ってきた結果がこうして形になるんだね。」

涼は二人に向かって微笑んだ。「私たち、これからどんな未来を作っていけるか楽しみだね。」