フェスティバルは大成功を収め、多くの人々が女装文化に触れるきっかけとなった。

「こんなに多くの人が関心を持ってくれるなんて。」葵は感動して涙ぐんだ。

「これは終わりじゃなくて始まりだよ。」涼は微笑んだ。「これからも、この文化をもっと広げていこう。」

その後も、女装サロンラビリンスは新たな挑戦を続け、ジェンダーフリーダム・フェスティバルは毎年恒例のイベントとなっていった。

涼たちの物語は、彼ら自身の手で新しいページを描き続けていくのだった。

「女装サロンラビリンス」の物語はここで幕を下ろす。しかし、彼らが繋いだ絆と生み出した変革の波は、これからも広がり続けるだろう。