「迷宮は永遠に続くわ。なぜなら、人々が自分を探す旅は終わらないから。そして、その旅を支えるあなたの役割も、これからも続いていく。」
涼はその言葉に微笑み返し、こう答えた。
「それなら私は、迷い続ける人々のために、この迷宮を広げていきます。」
女装サロンラビリンス――それは、単なる場所ではなく、すべての人々が自分自身と向き合い、成長するための象徴だった。そして、その物語は、これからも続いていくのだろう。
完
女装サロンラビリンスの物語はここで幕を閉じますが、その精神はこれからも迷える人々の心に灯り続けます。